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公演情報

出演者プロフィール

中村勘九郎(なかむら かんくろう)
六代目 中村屋

昭和56年生まれ。十八世中村勘三郎の長男。昭和61年に初お目見得の後、翌年に二代目勘太郎を名のり初舞台。平成24年に父が長らく名のった勘九郎を六代目として襲名。芸に対する真摯な姿勢と溢れ出る愛嬌は父譲り。若い時から舞踊も定評で、『吉野山』の忠信や『舞鶴五條橋』の弁慶では、そのしなやかな身体で観客を魅了した。父の追善興行の『助六』では白酒売を初役で挑み、和事の柔らかみに色気を滲ませた。中村屋一門を率いながら、来年は大河ドラマの主演も勤める活躍ぶり。歌舞伎界の将来を担う立役の一人。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には10年ぶり2回目の出演。

中村七之助(なかむら しちのすけ)
二代目 中村屋

昭和58年生まれ。十八世中村勘三郎の次男。昭和61年に初お目見得の後、翌年に二代目七之助を名のり、兄と共に初舞台。今年は、七之助の活躍が目を見張った。コクーン歌舞伎『切られの与三』では、疾走する与三郎を演じながら、コクーン歌舞伎を牽引した。父の追善興行の『助六』では、揚巻を初役で勤め、揚巻役者の誕生として大きな話題を呼んだ。女方を中心にしながら、時代物から世話物、新作まで役の性根を掴み自在に演じる実力派の一人。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には10年ぶり2回目の出演。

市川中車(いちかわ ちゅうしゃ)
九代目 澤瀉屋

昭和40年生まれ。市川猿翁の長男。香川照之の名でテレビや映画、映像の第一線で活躍する一方で、大名跡の中車を九代目として襲名。歌舞伎の世界に入って6年になる。いつも絶え間ぬ努力で歌舞伎に取り組み、役の幅を広げている。最近は『刺青奇偶』の半太郎や『瞼の母』の番場の忠太郎などの股旅物で、確かな演技力でアウトローの孤独と悲哀を味わいある存在感で見せる。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には3年ぶり2回目の出演。

※澤瀉屋(おもだかや)の「瀉」の[つくり]は正式には“ワかんむり”です。

片岡亀蔵(かたおか かめぞう)
四代目 松島屋

昭和36年生まれ。五世片岡市蔵の次男。昭和40年、片岡二郎の名で初舞台。昭和44年、亀蔵を四代目として襲名。兄は片岡市蔵。目鼻が大きく立派な顔立ちは、まるで江戸時代の錦絵に出てくるような雰囲気。その風貌から敵役がよく似合い、『実盛物語』の瀬尾では、前半は赤っ面で憎々しさも見せつつ、後半は孫への情を滲ませた。他方で、その独自な個性から『狐狸狐狸ばなし』のおそめなど笑いある役でも欠かせず、脇を支える。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には5年ぶり4回目の出演。

中村虎之介(なかむら とらのすけ)
初代 成駒家

平成10年生まれ。中村扇雀の長男。平成13年に初お目見得の後、平成18年に中村虎之介を名のり初舞台。子ども時代は学業優先だったが、大学生となり舞台の機会も多くなった。今年は東大寺の奉納舞踊『連獅子』で勘九郎の親獅子相手に仔獅子を勤め、3年前の巡業で父と踊った『連獅子』の成果が出た。また『狐狸狐狸ばなし』の又市で見せた独特な可笑しみのセンスは、感性豊かな新たな才能の萌芽を垣間見せた。今後の活躍に期待できる若手の一人。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には初出演。

中村歌女之丞(なかむら かめのじょう)
三代目 成駒屋

昭和30年生まれ。昭和49年に国立劇場第二期歌舞伎俳優研修修了後、本名で初舞台。翌年、六世中村歌右衛門に入門し、中村駒次を名のる。昭和58年に三代目歌女之丞を襲名して、名題昇進。平成26年に幹部昇進。歌右衛門の薫陶を受けた貴重な女方の一人で、時代物から世話物まで脇を固める。『金閣寺』では腰元桔梗を勤め、成駒屋一門の古参として、児太郎初役の雪姫と福助復帰の舞台を支えた。今後は後輩への指導も期待される。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には15年ぶり4回目の出演。

大谷桂三(おおたに けいぞう)
初代 十字屋

昭和25年生まれ。新派の名脇役だった春本泰男の三男。昭和31年に尾上禄也を名のり初舞台。二世尾上松緑の部屋子となり、昭和34年に尾上松也を名のる。昭和39年に十四世守田勘弥の芸養子となり、四代目坂東志うかを襲名。昭和48年に大谷桂三と改名。端正な顔立ちで柔らかみのある二枚目の役柄から敵役、老け役まで幅が広い。最近では、『鎌倉三代記』富田六郎や『伊勢音頭恋寝刃』徳島岩次実は藍玉屋北六などの老け役での味わいが増し、物語に奥行きを与える。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には7年ぶり2回目の出演。

中村扇雀(なかむら せんじゃく)
三代目 成駒家

昭和35年生まれ。坂田藤十郎の次男。兄は中村鴈治郎。昭和42年に中村浩太郎を名のり初舞台。平成7年に父も名のった扇雀を三代目として襲名。端正な顔立ちと父譲りのはんなりとした芸で、女方を中心にしながら立役も兼ねる。上方歌舞伎を継承する立場だが、平成中村座やコクーン歌舞伎などで芸域を広げてきた。『狐狸狐狸ばなし』の伊之助では、元は上方の女方だったという設定を生かして、おっとり感と執念深さを品良く表現した。

四国こんぴら歌舞伎大芝居には3年ぶり6回目の出演。

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