江戸の昔、一般の人達は徒歩で旅をしていたことから、江戸(現在の東京)から金毘羅(現在の琴平)までは天候にもよりますが、おおよそ20日~25日ぐらいの長旅だったと思われます。 金毘羅(現在の琴平)までは徒歩と船での旅でした。江戸から東海道または中仙道を通り、京都をへて大阪より船で室津を経由しながら讃岐(現在の香川県)の丸亀や多度津に渡り、そこからはまた徒歩で金毘羅(現在の琴平)に辿り着きました。昔の人は健脚で一日に約30キロほど歩いたそうです。